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虫歯の原因と歯周病
虫歯の出来る原因は4つあります。
お子様本人が虫歯に気づくのは難しく、ご家族の方の注意が必要です。
また生活習慣の変化で歯周病の低年齢化が進んでいます。早期発見を心がけましょう。
カイスの輪 説明図 歯の原因は、

 1. 歯の質
 2. 細菌
 3. 糖分
 4. 歯を磨くまでの時間


これらの4つの条件がそろうと虫歯が出来ます。
虫歯菌は小さくやわらかい乳歯を好みます。
しかも、お子様はおやつなどで糖分摂取の機会も多くまた自分で上手に歯磨きを出来ないこともあり、虫歯になりやすい状態です。
そのうえ、進行が速く自覚症状が出にくいので、気が付いたら歯髄炎になっているということにもなりかねません。上の前歯や奥歯は特に虫歯が出来やすい所です。ご家族の方が注意してあげてください。

また最近の調査結果では、5〜14歳の約38%の子どもに歯周病が発見されました。今や歯周病は、生活習慣の乱れや抵抗力の低下により低年齢化が進んでいるのです。

歯周病は歯と歯肉の隙間に入り込んだ細菌によって引き起こされます。歯肉が赤くなっていたら歯周病のサインと疑ってください。痛みがありませんので、ご家族の方が注意してみてあげてください。早期発見であれば、歯肉をブラッシングするだけで改善します。

むし歯のリスク
1. 唾液や歯質
むし歯のリスク―唾液や歯質 説明図
むし歯のかかりやすさを左右する、主な要素は三つに分けられます。
まず、大きなウエイトを占めるのは唾液の能力と歯質の抵抗力です。唾液は、食物を洗い流し、細菌の増殖を抑制し、プラークを中和し、再石灰化を促します。動物がケガしたところをなめているのを見たことがありませんか?
唾液には抗菌作用もあるのです。唾液の少ない人、場所は当然むし歯のリスクが高くなります。酸を中和する能力も人により違い、また同じ人でも変化します。
歯質は、生えてから唾液のなかで脱灰と再石灰化を繰り返して成熟します。ですから生えたばかりの歯は非常に弱いのです。
2. 細菌や口腔衛生
むし歯のリスク―細菌や口腔衛生 説明図
むし歯は細菌が起こす病気です。ですから口のなかの細菌の種類や量によって、むし歯のリスクは変わります。
むし歯の原因菌であるミュータンス菌は、糖を代謝して酸をつくり水飴状の多糖類をからだの外につくります。それでツルツルの歯の表面にべったりくっつき、そのなかで強い酸をつくり歯を溶かすのです。
ミュータンス菌はだれの口のなかにも同じようにいるわけではありません。子どものころに育児にたずさわる人から感染し、糖分を食べると増殖します。
ていねいに歯ブラシを使うとプラークを落とすことができますが、細菌を完全に落とすことはできません。再び砂糖が口のなかに入ると残ったミュータンス菌が増殖をはじめます。
3. 飲食習慣
むし歯のリスク―飲食習慣 説明図
飲食の頻度や砂糖の摂取など食習慣がリスクを左右する大きな因子です。
頻繁に間食をとる人、飴をなめ続けたり、長時間かかって甘い飲料を少しずつ飲む習慣などは大きなリスクになります。
反対に、キシリトールなどの酸をつくらない食品や緑茶などをよく飲む人はむし歯のリスクが下がります。哺乳ビンにスポーツドリンクなどを入れて与えると、乳幼児にとって非常に大きなリスクになります。

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